6月読書14冊/ベストは「白バイガール 高速アタックの罠☆佐藤青南
2020年6月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4090ページ
ナイス数:146ナイス
https://bookmeter.com/users/269616/summary/monthly
■幸せ運ぶコーヒータイム
エッセイも、米山さんも久しぶり。途中「医学的コーヒーの話・効能や禁忌」の話も挟みながらも。ゴロンと横になって読めました。
読了日:06月02日 著者:米山 公啓
https://bookmeter.com/books/13807644
■鎌倉うずまき案内所
一言「ナイス設定!」◎平成を6年ごとに遡る各章。消費税・指定ゴミ袋等その年のアイテムで、「そんな時代だったな」とさりげなく思わせるのが興味深し/登場人物が、時々過去に進む話の中で、若返って登場する。「あれ、この人って?」と前をめくる様が、いい感じの連作短編集/個人的には2007年「巻き寿司」。結婚直前の女性の揺れ動く気持ち分かるな「結婚はゴールでもスタートでもなく、生涯かけて経験する、様々なプロセスの一つ」。そうそう/案内所の「外外巻きさん・内巻きさん」にあったことで、背中を押されて一歩踏み出す。いいね。
読了日:06月02日 著者:青山 美智子
https://bookmeter.com/books/14031794
■思い出のとき修理します (集英社文庫)
シャッター街の商店街の人々の話かなー、と思いながら読み。美容師だった主人公が祖父母の店に住み始め。なのににおわせていた設定が、「実は孫じゃなかった」の終章で「?!」と意外感を感じてしまってから、どうも心に話が入ってこなかった。さらっとした読み心地はいいんだけどなー。漫画化されているということは、20代くらいまでが読者かな。個人的な感想ですあしからず。
読了日:06月07日 著者:谷 瑞恵
https://bookmeter.com/books/5454915
■アカツキのGメン (双葉文庫)
一言「やられた、最高!」◎元強盗団がもうひと花咲せる、ってまあある話だな。と思ったら、そこに振込め目詐欺に遭った元警察官が加わるって。ナイスな設定/きっとまあ四人なら、うなくやっちゃうんだろうな。という予想を見事に覆す1部「復活の狼煙編」の幕引きに呆然/2部「大逆転編」は、元強盗団の関係者の目線で話が進むのが面白い。今はホテル王の友彦が、企業買収の危機にさらされる。誰が一体?。こちらも予測の斜め上をいく展開。読みながら次の行が視線に入らないようにしないと、ネタバレ必死⭐️「まだ勝負は終わっちゃいない」
読了日:06月10日 著者:横関 大
https://bookmeter.com/books/14694883
■白バイガール (実業之日本社文庫)
白バイといえば速度取締り。それに合法ドラックの話を絡めていて、一つの事件を解決していく「チーム」物なのが。さっくり一気読み。神奈川の地名やバイク等の描写の細かさが、リアル感あり。2巻目に行こうー。⭐️「単車同士の勝負になった時点で、買ったも同然」。
読了日:06月11日 著者:佐藤 青南
https://bookmeter.com/books/10998346
■白バイガール 幽霊ライダーを追え! (実業之日本社文庫)
またもや一気読み。視界に入ったものをすぐ記憶する「動体視力」の木乃美と、エンジン音だけでバイクの位置や車種が分かる「すぐれた耳を持つ」潤。バイク話わんさかな前半から、後半事件もの要素もあったりして。面白かったです。下手に恋愛要素が濃くないのも好感度大。さあ第3巻に行こう〜。
読了日:06月12日 著者:佐藤青南
https://bookmeter.com/books/11526501
■白バイガール 駅伝クライシス (実業之日本社文庫)
「暴走族が絡んだ事件」と「箱根駅伝」。そう絡めてきましたか〜。3巻目でますます全体のスピード感が増幅。“部長“こと坂巻刑事が全面に出てて、より事件物色もUP。木乃美と潤の、それぞれを応援する絆もいい(それぞれの苗字が本田と川崎なのに今頃気づく)。<私は1人じゃない。ってことは、あんただって1人じゃないんだ>。いいねいいね!。読了後の運転は、なぜか慎重になりました。4巻目へGO!
読了日:06月13日 著者:佐藤 青南
https://bookmeter.com/books/12791778
■白バイガール 最高速アタックの罠 (実業之日本社文庫)
一気読み第4巻。これが一番面白い。というのも。「高速アタック」=動画をUPして速度を競う、暴走族の話から始まり。並行してただの事故と思われたのが、実は殺害事件だった・・・。事件物に重きが置いてあるからかな。交機体も警察として事件捜査の一端を担う過程。1st GEARからTop GEARまで読む手が止まりませんでした。『お願いだから事故を起こさないで。誰も傷つけないで。「誰も」の中にはあなたたち自身も含まれるのだから」by木乃美。
読了日:06月14日 著者:佐藤 青南
https://bookmeter.com/books/13590529
■流星シネマ
この作品はいい意味で、穏やかに寝れます。さらっとだけど丁寧に書かれていて。どこか遠い世界の話でもあるようで。随所にキラッと光る描写もあったりして。心がトゲトゲしている時は、ぜひこの本を手に取ってほしい。たまにこういう作品もいいな。
読了日:06月17日 著者:吉田篤弘
https://bookmeter.com/books/15806971
■身代わり忠臣蔵
一言「奇想天外!」◎忠臣蔵の討ち入りが12/14だった、ということしか知らない私でも楽しめるストーリー。「電柱でござる!」に始まる浅野家VS吉良家の、12/14への道のり。へー/上野介が実は死んじゃってて、弟・孝証が成り代わる。この弟目線で「無理無理!」と言いつつ、進んでいくのが読む手が止まらない/討ち入りの日も、実は事前に決められていてって、まじですか!。その意外性がまた面白い/いつの世も上に立つ物次第で、下の物は生き方まで変わる。綱吉の時代。⭐️ともとなるに時はかからない。一晩飲み交わすだけで生涯の友
読了日:06月18日 著者:土橋 章宏
https://bookmeter.com/books/12664172
■仕事は2番
偶然手にしたい一冊。ナイス。総務課のお仕事物・女性社員物かな、と最初は思ったけど。仕事と家庭と自分自身の話。社員それぞれの人間模様が、各賞におり混ざっていて「なるほどなあ」。仕事は2番なら、じゃあ1番は?。自分が総務課の仕事が多かったのもあって、「ああ、あの時あの人はそう思ってたのかな」。もうどこにも属さない、リタイア組の今だから。読めた話でもあるかな。おすすめ。
読了日:06月21日 著者:こざわ たまこ
https://bookmeter.com/books/12808256
■syunkon日記 スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件
「あかん、これ腹抱えて笑ってしまうやつやん!」◎料理本でもなく(若干レシピはあるけど)、スタバの攻略本でもない。大阪の姉ちゃんの1人ツッコミなエッセイって、斜め上行く内容/私とひとまわり以上下だけど、あるある&ツボ押されまくり/家庭科の被服で、めっちゃ華奢なベストが出来上がったり、車の警告音が止まらずに40分以上運転続けたり。ジブリアニメの英訳にツッコム。もう愉快すぎて大騒ぎ/大阪の人ってこんなに面白いん?私の中にもその血がありそうな、なさそうな/夫の親戚が私の地元、」その描写も楽しかったです。
読了日:06月23日 著者:山本 ゆり
https://bookmeter.com/books/11235283
■今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私 (メディアワークス文庫)
「四角い所を丸く掃除」してばかりの私には、若干心苦しいところはあったけど笑。誰もがどこかで、社会のパズルのピース。自分の役目をきっちりしていけば、自ずと結果はついてくるのかも。私も専業なので時に「この労働対価は以下ほほどか!」って思ってたり。作家先生の堅物ぶりが、徐々に打ち解けていくところもいいし。主人公が予想の斜め上をいく成長ぶり、ナイス。さっくり読めていい感じでした。
読了日:06月25日 著者:成田 名璃子
https://bookmeter.com/books/14331504
■本日も教官なり
一言「いつでも人生、初めての連続」◎車校が舞台って新鮮。身近な存在なのにね。そこがまずナイス/教習車という狭い空間での教官と生徒。それぞれの人間模様が進むペースが面白い。最初はビクビクハンドルを握っていたのに、あっという間に免許を取得する生徒もいれば。「やめたほうがいい」と主人公が言ってしまう生徒もいたり/主人公は車校の教官だけど、人生の教官じゃない。娘の妊娠に心揺れる父の側面もよくわかる/車高って免許証=社会への第一歩。受動的から能動的に。そういえば私も車校途中で休んだり、卒検落ちたなあと重なるところも
読了日:06月30日 著者:小野寺 史宜
https://bookmeter.com/books/12139339
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